電験三種はもちろん、将来的な電験二種へのステップアップまで視野に入れた計算力の土台を築く『解きほぐす電気数学』全10巻シリーズのご紹介です。
本シリーズ最大の強みは、解法プロセスにおける「途中式を省略しない」圧倒的に丁寧な解説にあります。一般的な教材にありがちな計算の飛躍や行間の省略を徹底的に排除しているため、数学に苦手意識がある方でも、式の変形理由を途中で見失うことなく確実に理解を深められます。
また、単に「読んで理解する」だけに留まらず、解法の手順が「体にしみこむまで」しっかりと手を動かして練習できる実践的な演習ドリル構成となっています。解答時間や正答数を意識しながら、繰り返し問題を解くことで、試験本番の限られた時間内でも反射的に手が動く圧倒的な計算力を身体に定着させることができます。
全10巻は単元ごとにテーマが独立しているため、1巻から順を追って体系的に学ぶのはもちろん、ご自身の苦手な分野や集中的に補強したい単元だけをピンポイントで選んで取り組む学習スタイルにも最適です。三種の確実な攻略から、二種を見据えた高度な基礎固めまで、自分に必要な巻を活用して電験合格の揺るぎない土台を築き上げましょう。
本書で学べないこと
本書はあくまで「電験合格に必要な電気数学」に特化した演習ドリルです。そのため、電力や機械、法規といった電験の専門理論や、電気回路の物理的な仕組みそのものを学ぶ「電気の勉強」には対応していません。電気の専門知識や過去問題の解き方そのものを直接学びたい方には適していない点をご了承ください。
また、すでに二次方程式やベクトルなどの計算プロセスが完璧に身についており、計算過程で一切つまずくことがない方にとっても、本書の内容は物足りなく感じられる可能性があります。あわせて、単に解説を読むだけで満足してしまう方よりも、自ら手を動かして途中式を書き出し、計算手順を体にしみこませたい方に向けた構成となっています。
電気の専門書や過去問題の解説を開く前段階として、計算の飛躍や数学的なつまずきを完全にゼロにしたい方のための専門ドリルです。ミスマッチを防ぎ、ご自身の現在の学習段階に合わせてご活用ください。
シリーズの全体像

みほどき
三角関数の応用

よほどき
複素数とベクトル

いつほどき
指数関数・対数関数

むほどき
微分法

ななほどき
積分法

やほどき
テイラー展開とフーリエ変換

ここのほどき
行列計算

とおほどき
部分分数分解とラプラス変換


